道徳読み〜道徳みつけ〜

「道徳みつけ」についてです!

「道徳みつけ」で、よい道徳とわるい道徳を見つけます!

道徳授業の初回に、教材文を拡大してやり方を説明します!

◯よい道徳は、赤線+一言

◯わるい道徳は、青線+一言

まずは、よい道徳があるところに赤線を引きます。子どもたちにも、同じことをさせます。赤線を引いたところで、どんなことを思ったかや感じたかを聴き、ワークシートに書き込みます。その後、他にもよい道徳がないかを探させます。

次に、わるい道徳みつけをさせます。やり方は、よい道徳みつけと一緒です。

2回目の学習では、初回と同じようにさせ、3回目の学習くらいから同時に道徳みつけをさせます。

道徳みつけの回数を重ねると、前回のブログで書きましたが、普通に読んでいるときに、道徳みつけを自然とできるようになっていきます。

「森のゆうびんやさん」という教材で、範読後ある男の子が、「今日は、よい道徳しかないかもしれない」と、つぶやきました。そうすると何人かの子どもたちも、「そうだよね」とつぶやいていました。

しかし、「よい道徳しかないかもしれない」と言っていた男子が、森のゆうびんやさんが休みの日でも住んでいる人たちと関わっている姿から、青線引いて、ちゃんと休まないとダメと一言書いていました。

どうしてか聴くと、「ちゃんと休まないと仕事ができなくなるから」「仕事が休みの日は、しっかりと休んで元気になるためにある日だから」と答えていました。これを見つけた男子に、脱帽でした!!

道徳みつけは、回数を重ねることで鋭く、道徳をみつけことができるようになります!また、わるいことをしそうになった時に、ちょっと立ち止まれるようになります。(先程の男子は、わるいことをしようといたけど、道徳の勉強のことを思い出して、やめたことがあり、わるいことをしている友達がいて注意したけど、やめないから先生に言いに来たよと言って私のところに来ました。)

「道徳みつけ」は、その時の子どもたちの、既知道徳で考えます。道徳みつけの交流のことは、次回詳しく書きますが、友達と交流することで、既知道徳が増えていきます!これが良いのです。

道徳授業に意欲的に取り組めなかった子どもは、道徳読みで授業をするとやり方が決まっているので、少しずつできるようになっていきます。何人かの子どもたちは、最初は道徳みつけで、1つも線を引かなかったことがありました。私と一緒にやってみたり、友達と交流して教えてもらうことで、こんなことでも大丈夫なんだという安心感をもつことができ、どの子も道徳みつけで、線を引き一言書くことができるようになりました。成長が観ることができました。とても嬉しかったです。その成長のことを、評価に書くことができるので、さらに嬉しかったです。

『道徳読み』で授業をすると、子どもたちの成長を感じることができます。オーソドックスに授業をしているより、何倍、何十倍感じることができます。(オーソドックスの授業を否定するわけでは、ありません)

子ども、教員も成長できるのが『道徳読み』です!

皆さまにも、是非実践していただきたいです。

次回は、「道徳みつけ後の発表・交流する」です。お楽しみに。

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