教室の制空権

 制空権は、私が定義しました。

 教室の空気感を教師のものにするということです。制空権を子どもにとられてしまうと、授

業が成立しにくくなります。週明けの朝や中休み、昼休み、朝会や集会後、授業をする空気感

でないときは、ありませんか。その時は、数分使って空気感を変える必要があると思います。

45分の中の数分をそれに使うのは、もったいないと思われる方もいらっしゃるかもしれませ

ん。

 しかし、 1日の中での数分です。学級の空気感を授業が成立しやすいものにするのか、成立

しにくいものにするのかを選ぶとき、私は前者を選びます。たった数分で空気感が変わるので

すから。

 私がするのは、ミニネタを披露したり、ミニゲームで遊んだり、おもしろ音読やフラッシュ

カードで声を出したりします。たまに、歌を唄ったりもします。少しの工夫で学級の空気感が

良くなるので、無理矢理授業をするのではなく、数分捨てる勇気をもつことも必要と考えま

す。

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